3歳のボクもパパも
わりと簡単みそづくり
新婦人新潟支部
関連/祝20周年記念グッズ“暖簾”もできました
新潟県農民連・下越産直センターは三月十六日、新日本婦人の会新潟支部親子リズム小組(西地区)といっしょにみそづくりをしました。若いお母さんたち十二人が参加し、初挑戦しました。(写真〈写真はありません〉)
無農薬栽培の大豆、コシヒカリの米麹(こうじ)は農民連会員の曽我浩さんが提供。塩は日本海の海水百パーセント使用の自然塩を使用しました。新婦人の先輩会員の指導を受けて、前日から水に浸しておいた大豆を圧力釜で煮ます。そのかたわらでは、米麹と塩を混ぜる作業。三歳のボクは、ママといっしょにお砂遊び感覚でニコニコと楽しそうです。
やわらく煮た豆をつぶすのに大活躍したのは、すり身器「チョッパー」。鉄製で、手動のハンドルを回すとペースト状になった大豆が出てきます。これに塩麹を混ぜてよくこね、空気が入らないよう容器に詰めていきます。部屋中に、なんとも言えない甘い大豆の香りが漂います。パパも参加して家族みんなで共同作業もあり、安心・安全のみその仕込みが完了。十カ月後が楽しみです。
お昼は、農民連のお米、野菜、豚肉を使ったカレーライスを食べながら、食の安全、野菜ボックスの説明、産直の意義などを話し、楽しく交流しました。一連の冷凍ギョーザ事件、食品偽装問題などを受けて、若いお母さんたちの食にたいする関心も高く、うれしいことに、その場で四つ、ボックスの申し込みがありました。
「貴重な体験でした。できあがるのが楽しみです」「自分で作ったみそでみそ汁や焼きおにぎり、キュウリにつけたりと楽しみが広がり、わくわくします」などの感想が寄せられました。“子育て真っ最中のお母さんたちにボックスを増やしたい”―その一歩を踏み出した一日でした。
(新潟県農民連・下越産直センター 千原悦子)
来年一月に開かれる第十八回農民連定期大会は、二十周年の記念大会です。「風呂敷」と「めんぱ」に続く記念グッズ第二弾「暖簾(のれん)」ができあがりました。
新聞「農民」の題字がデザインされた暖簾は、紺色と黄色の二種類です。
紺色は一〇〇センチ×八六センチで二五〇〇円。黄色は一〇〇センチ×一二〇センチで価格は二六〇〇円です。直売所でも人目を引くこと間違いなし。
申し込み・問い合わせは、都道府県農民連または、農民連本部へ。
(新聞「農民」2008.4.21付)
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