農のこころ丸山美沙夫
麦踏みの踏まれ強さをふと想ふ 宮井 武彦 俳誌『白炎』から。「麦踏み」は早春の頃に、麦の徒長を押えて、根張りをよくするため、麦の芽を足で踏む。輸入自由化と外国からの麦原料依存によって転作がすすめられ、日本の麦作りは激減した。子どもの頃、畑で麦踏みをしたことを思い出す。最近また麦の栽培も見かける。踏まれる麦に、農の強さも感じさせる。
(新聞「農民」2008.4.21付)
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[2008年4月]
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