農のこころ
剪定の枝跳ねて空動きけり 金丸 鐵蕉 俳誌『方円』から。林檎や梨、葡萄など果樹類の剪定が早春の頃からいっせいに始まる。徒長した枝などを切り落して、生育や結実を良くするために行う。一樹一枝にどれくらいの果実を付けさせるか、芽が出る前の大事な仕事である。脚立や梯子に登っての作業は大変だが、その鋏の音は冬空を切り、農の春が動くとき。
(新聞「農民」2008.4.14付)
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[2008年4月]
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