「農民」記事データベース20080407-823-08

コーン!コーン!
シイタケの菌打ちに心地よい汗をかく

福岡・みのう農民組合 新婦人の会員さん


シイタケの菌打ち 春めいてきた三月十八日、福岡・みのう農民組合に新婦人久留米支部の樋口裕子さんと大坪秀子さんがシイタケの菌打ちにやって来ました。場所は、佐々木督文書記長宅から歩いて十分くらいのところにある佐々木さんの山です。

 昨年十一月に切っておいたクヌギの木にドリルで穴を開ける作業は、佐々木さん。一メートル五〇センチほどの丸太に、細いもので十〜十五個、太いものには二十〜三十個の穴を開けて、種駒(たねこま)を打ちつけていきます。三カ月乾かしておいたクヌギの木だけあって、「コ〜ン!コ〜ン!」と快く響きます。

 ウグイスの鳴き声と山の澄んだ空気をいっぱい浴びて、三時間の作業で二千五百個を完了。心地よい汗をかきました。「森の空気を吸うだけで元気になるね」と樋口さん。

 来年秋の収穫が楽しみです。お土産は、剪定(せんてい)を終えたばかりの桃の木。楽しさに花を添えました。

(福岡・みのう農民組合 金子徳子)

(新聞「農民」2008.4.7付)
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2008年4月

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