スローフードを楽しんだ福島
郷土の食材を生かした豪華な料理を堪能「ふくしまのスローフードを楽しむ会」(福島県食健連が協賛)が三月八日に開かれ、五十人がヴィラ・イナワシロ(猪苗代町にあるリゾートホテル)の総料理長、山際博美シェフの郷土食材を使った料理を心から堪能しました。会場には、あんぽ柿の地野菜鍋や米粉うどんのトマトジュースたれ、ふきのとうみそと麓山高原のロースト、こだわりの豆腐といわきポワローのピリ唐揚げなど、季節の食材を使った十二品の料理がテーブルに満載。 あんぽ柿鍋は、富山のホウトウからヒントを得て作られ、みそと甘いあんぽ柿がほかの食材と絶妙にマッチして言うことなしのおいしさ。米粉うどんのトマトジュースだれは、さっぱりとしたのどごしでとても食べやすい。どれも福島ではおなじみの食材で、山際シェフの発想が光るものばかり。参加者は「おいしい」の連続です。 今回は十以上の団体が参加。ある病院の栄養士・調理師さんは「いつも食べているものが、ひと工夫でこんなにも新たなものになるんですね」と驚きの声。「素材がおいしくなければ、この味は出せない」と話す山際シェフは、農家を訪ね食材そのものの味を生かし、ムダなく使うアイデアを生み出しています。 ヴィラ・イナワシロのホームページは次の通り。http://www.villa.co.jp/ (福島県農民連 岩渕望)
(新聞「農民」2008.3.31付)
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[2008年3月]
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