埼玉県農民連に児童から手紙
米作り、農業を教わったお礼
鳩ケ谷市立里小学校6年生
埼玉県農民連に、鳩ケ谷市にある里小学校6年生から手紙が62通も届きました。これは、昨年、バケツ稲づくりの授業で、埼玉県農民連の松本慎一さんが米作りや日本の農業について話したことへの“お礼の便り”でした。松本さんは「たいへん元気をもらいました。おおきな励みです」と話しています。その手紙を一部紹介します。
日本のお米はおいしい。
農家の人が作り続けられるようにして…
「農林水産省へ。ぼくは学校でバケツ稲をやりました。そのお米でお弁当を作って食べました。そのお米はおいしかったです。ぼくは日本のお米は好きだけど、外国のお米は農薬がかかっていて体に悪いから好きではありません。外国のお米が安くて、日本のお米が作れなくなると先生が言っていました。日本のお米が売れるようにしてください。農家の人がお米を作り続けられるようにしてください」
(F・Jくん)
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小学生に稲刈りの方法を教える松本さん
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「農家の方へ。日本では、自給率もさがってきています。私は勉強でその事実を知って、日本は自給率をどうにかして上げないといけないと思いました。理由は、お米にはすごいエネルギーが入っているし、このまま輸入に頼っているとすごくいけないと思ったからです。なので、農家のお仕事がんばってください。応援しています」
(T・Sさん)
(新聞「農民」2008.3.24付)
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