春闘勝利・農業と食料守れ
奈良県農民連 県労連と共同パレード
トラック50台連ね、ムシロ旗たて
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米作自給256円引き上げよ
毒入り中国製ギョーザ・ノー
奈良県農民連は二月二十四日、奈良県労働組合連合会と共同して「春闘勝利、農業と食料を守れ」のトラック・パレードをおこない、五十台のトラックが参加しました。
農民連からは、軽トラックや産直センターの二トントラックなど合計七台が、「毒入りギョーザ・ノー」、「食料自給率向上」、「学校給食は地元産で」、「米作農家の時給二百五十六円の引き上げ」、「憲法を守ろう」などのムシロ旗を立てて、奈良市中心街を宣伝しました。
終了後、労働組合の役員さんらと交流。輸入農産物や後継者問題、また職場の労働者の実情などについて話し合い、暮らしを守る運動をともにすすめていくことを確認しあいました。
パレードに参加した五條市の福谷亀義さんは「生まれて初めてパレードに参加しました。農民連のトラックに書かれた『おいしい奈良を丸ごと食べよう!』の文字に、沿道でバス停待ちの人たちが見てくれている。安全・安心を今日も明日も届けられる“オイラ”は、ある意味で一番人間らしい生き方をしているんじゃないだろうか? 仲間とともに参加できて本当によかった」と話していました。
(奈良県連 中垣義彦)
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茨城・石岡市 末永明美
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(新聞「農民」2008.3.17付)
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