農のこころ丸山美沙夫
叩かれて叩かれて野火立ち上がる 宮脇 木脩 俳誌『氷原帯』から。早春の頃に風のおだやかな日を見計らい、田畑の土手・畦などの枯草を焼く野焼きの作業。害虫を駆除する方法として農の知恵が今日も生かされている。乾燥していると思わぬところに火が飛んで山野に広がる危険もある。用心しながらの作業だが、具象化された農の立ちあがる姿をも感じさせる。
(新聞「農民」2008.3.17付)
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[2008年3月]
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