農のこころ丸山美沙夫
切り返す堆肥ほかほか浅き春 石橋八重子 俳誌『つくも』から。農作物を作るうえで大事なものは言うまでもなく良く肥えた土壌である。昔から農家では堆(たい)肥を作るために家畜を飼いわらや草を活用して発酵させていた。今日ではそういう農家はきわめて少ない。この作は、冬から春へ堆肥を熟成させる作業を詠んでいる。おいしい物を作る農がそこに。
(新聞「農民」2008.3.3付)
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[2008年3月]
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