春の大運動マンツーマンで税金相談各地の取り組み
ビラみて初参加も どこでも新加入者福島・安達地方農民連福島・安達地方農民連は、一月末に九千九百枚のチラシを新聞に折り込み、二月三日、三カ所で税金相談会を開きました。二本松地区では、四人が参加、マンツーマンでノートへの記帳をすすめ、二人が加入。東和地区では三人が来て一人加入。白沢地区では参加した三人のうち一人が加入しました。一月二十九日以降、合計で八人が加入しました。また、二本松支部原セ地域の会員が、地元の集会所で相談会を開きました。分担して知り合いにチラシを手渡して五人が参加、二人が加入しました。全員がJAのマネジメントを持ってきており、ノートへの記入方法を指導するだけで収支計算が終わるというケースが大半です。難しい税務の話ができなくても、記帳指導できる人をどれだけ確保するかが鍵です。
どこに相談したら 迷っている人が…安達地方農民連・本田市信さんの話「近所の人が、税金相談会の会場がどこか聞いてきた。お話を聞いてみたら、今までは市役所の申告相談会で“助言”してもらっていたが、今年は、あらかじめ自分で計算・記載して持参するよう指導があったとのこと。一応まとめてはみたが、どこに相談したらいいか迷っていたら、二本松支部のチラシを見たとのこと。私たちのやりかたを簡単に説明したが、関心をもってくれる人がいるとうれしいものだ。数年前に、地域の人に農民連の申告をすすめたが、関心を示さなかったのでPRしなかったが、これからは根気よく話して、仲間を増やしていきたい」
自主申告計算会に 指導者11人が参加岩手・西根町農民組合岩手・西根町農民組合は二月十日、県連会長の久保田彰孝さんを講師に自主申告計算会を開き、十二日から始まる班会の税金相談会に向けて、指導者が十一人参加しました。(写真〈写真はありません〉)「農協から送られてきた精算書の見方がわかってよかった」(野菜農家の高橋八重子さん)、「減価償却で、乳牛と和牛の償却率の違いがわかってよかった」(酪農家の畠山美智子さん)と、喜んでいました。
(新聞「農民」2008.3.3付)
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[2008年3月]
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