生産調整農協中央会・県農水部長・農政事務所と
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2002年3月の新聞「農民」の紙面
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備蓄米が上限の百万トンに達していることから、仮に二十年産が過剰になっても政府が在庫を積み増しすることはありえず、価格を安定させるには生産調整しかない。余ったら買ってくれると考える人がいたら、それは間違いだ。もう一度、覚悟を決めなおしてもらう作業をしないと前進していかない。
生産調整の今後にとっても非常に重要な年だ。真剣にやってできるのか、できないのかの分かれ目にもなる。完全に廃止してしまうのも選択肢だが、米価の下落は六千〜七千円で止まらないかもしれない。二十年産の生産調整をやってみて、どうにもならないとなった場合は、(減反の廃止と米価下落の)覚悟を決めてもらうしかなくなるかもしれない。
[2008年3月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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