「農民」記事データベース20080218-816-03

21世紀の水産を考える会

魚食の維持・発展を推進

08年度総会と講演


 漁業者や水産関係者、研究者などでつくる「21世紀の水産を考える会」は二月二日、東京都内で〇八年度総会と講演会を開き、約三十人が参加しました。(写真〈写真はありません〉

 総会では、代表理事の山本浩一さん(静岡県定置協会)と事務局長の川島卓さん(横浜丸魚)が〇七年度の活動と〇八年度の方針を報告。このなかで山本さんは、昨年行った「日本人とマグロを考える」と「イワシを語る―いわしで町おこし」の二つのフォーラムでは、三崎漁業研究会や伝統食を考える会(東京)など、ほかの団体と共同で開催できたことをとりあげ、「私たちの会が、水産の市民団体として、その中心となって育つ可能性が見えてきた」と述べました。そして、水産業における市民運動のナショナルセンターとして積極的にネットワークの確立に努力し、漁業を食料産業と位置づけて、魚食の維持発展を進めようと、呼びかけました。

 また、全国食健連の坂口正明事務局長が「世界の食料事情と食糧主権について」と題して講演しました。

(新聞「農民」2008.2.18付)
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2008年2月

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