旬の味
日本農業の立て直しが急務だが、埼玉農民連は組織の拡大強化に取り組んでいる。会員と新聞「農民」読者の拡大は、待ったなしだ▼特に若い農業後継者の獲得は焦眉(しょうび)の課題だが、この間のとりくみで展望がみえてきた。二十代、三十代の非農家出身の若者が、果敢に挑戦して会員に加わってきている。農業大学卒業後、親とともに始めるのもめずらしくない。昨年結成した青年部も、相互の交流で地域に根づき、発展が期待される。日本農業の厳しい現実も、若い生産者の意志をくじくことはできない▼農民連を元気にする女性部も、すべての地域センターに結成し、新規参入の女性を励ましたい。米の準産直も、昨年始めて参加した農家が、今年も増産してぜひ出したいと言う。さらに増える勢いだ。産直会員の高齢化で、野菜の需要に対して供給不足が深刻だ。米農家は野菜も作っているので、産直会員にもしたい▼農民連『力』を発揮して農業者を失望させないよう、情勢を切り開いていきたい。 (昌)
(新聞「農民」2008.2.11付)
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[2008年2月]
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