「春の大運動」各地で出足早く全国委員会では、「来年一月に迎える農民連結成二〇周年を、会員と新聞『農民』の過去最高現勢を回復・突破し、すべての組織がたたかいのスタートラインにたてる組織になろう」と呼びかけました。各地で出足早い「春の大運動」が始まっています。
産直つうじ多数加盟、新聞も…静岡県静岡県連では、一月二十七日に予定している県連大会を前年の会員・読者数を上回って成功させようと、十八日、伊豆で原木シイタケを生産している生産組織(十二人で構成)を訪問しました。この生産組織は、東海ネットワークを通じて生協にシイタケを供給する計画を進めています。県連役員は、農民連の行動綱領もわたして「産直を安定的に取り組むためにも、また伊豆や静岡の農業を守るためにも、ぜひ加盟を」と呼びかけました。その結果、団体加盟と全員の新聞「農民」購読を約束してくれました。
会員6人読者6人ふやし200人に福島県北福島県連・県北農民連は二十一日、六人の会員と六部の新聞「農民」を増やして、念願の二百人会員を達成しました。桑折町で開かれた学習会では、昨年農民連に加入した新しい会員さんが会員以外の農家に参加を呼びかけ、「去年はじめて申告して税金が三万円戻ってきた。税金は払うものだと思っていたが、ちゃんと計算すると戻るんだ」と発言。学習会が盛り上がって、二人が加入しました。また県南農民連では、十九日に「今年こそ税金で会員を増やそう」と学習会を開催。そのあとの総会で、農民連結成二〇周年に向けて百人の組織をつくろうと確認しました。自ら打ったそばを持って参加したある会員は「農業は子育てといっしょ。はじめたら、やめるわけにはいかない」と述べていました。
30人迎え2百世帯のセンターに奈良県中和奈良県連・中和センターでは、総会を開き「奈良県連結成二〇周年を迎える三月までに、三十人の仲間を迎え二百世帯の中和センターをつくろう」と決めました。総会に先立つ税金学習会では、税理士の高橋重明さんが講演。「税理士から見ても農民連の『税金の手引き』は本当によくできている」との話があり、農民連の税金申告に確信を深める学習会になりました。総会では、「大豆をもっと作ってみそづくりをして売りたい」「荒地が増えているので、村の活性化のためにも農業でがんばって地域に恩返しがしたい」など、ものづくりへの熱い思いが次々に語られました。
(新聞「農民」2008.2.4付)
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[2008年2月]
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