免税軽油の申請わかったゾ岩手 西根町農民組合が学習会
岩手県農民連の西根町農民組合は昨年十二月に二回、「免税軽油の学習会」を開き、のべ二十人近くの組合員が参加しました。これは、「トラクターの油が高くなってたいへんだ。免税軽油申請の書き方を教えてくれ」という組合員の要望から開かれたもの。(写真〈写真はありません〉) 学習会では、申請書や計算書、実績表などを使って書き方の練習、新規の農家の場合や継続・更新の場合など、例題で学習しました。「減反しても、除草のために年に三回もトラクターをかけている。この分もいいのか」「近所の作業も手伝っているが、その分も認めてくれるのか」などの質問が出されていました。酪農家の遠藤秀美さんは「実績表の計算の仕方がわかった」と喜んでいました。 西根町農民組合では、毎年七十人余りが取り組み、多い人では六万円以上、全体では百五十万円以上も軽減されています。吉田勘次郎組合長は「免税軽油の申請はむずかしいが、がんばって経営の“足し”にしよう」と呼びかけています。正月明けにも学習会を開き、希望者はもれなく申請できるよう、積極的に取り組んでいくことにしています。 (岩手・西根町農民組合 鈴木實)
(新聞「農民」2008.1.21付)
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[2008年1月]
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