農のこころ丸山美沙夫
冬耕に山峡の水動きゐる 小菅 防風 俳誌『奔流』から。春の農作業に備えてということもあり、冬の作物のために耕す場合などもある。耕すことによって雑草を防いだり、堆肥を鋤き込んで土を肥やすためである。この作の景から中山間地で農に励んでいる姿がうかがえる。寒々としているが「水動きゐる」に、脈々と農を守る力づよさを感じさせる。
(新聞「農民」2008.1.14付)
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[2008年1月]
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