「農民」記事データベース20080107-810-07

阿見のおいしい里だより

茨城県南農民組合女性部 飯野靖子


冬に熱々を食べるとうまい・大根

 「土の中にあるのに、どうしてあんなに白いの?」と、子どもに聞かれるほど真っ白で、青首大根のグリーンとのコントラストがきれい。一年中出回っている大根ですが、やっぱり冬に熱々を食べるのがおいしい。

 阿見では漬物業者との契約で、漬物用の大根を作る農家が多い。肥料、農薬、資材、種子などをセットで持ってきて、支払いの時の差し引き分の多いこと。農家の手取りは店頭で並ぶタクアンの十分の一くらいとなってしまう。塩漬けされた中国産の大根も大量 に入っているそうです。

大根


《鬼おろし大根》
 鬼おろしという竹製の目の粗いおろし器を使って、大根をおろす。キメが荒いので、甘酢に油揚げを入れて、豪快に食べる。

《大根とユズの甘酢》
《たまり漬け》
《ブリ大根》

 大根を米のとぎ汁でゆでる。ブリのアラも下ゆでする。しょうゆ、みりんで味付けする。
 厚めに切った大根は味がしみておいしい。

《しもつかれ》
(1)大根を鬼おろしでおろしたら、塩をまぶし、ザルでこす。
(2)たれは、みそ、ゴマ、しょうゆ少々、さとうを混ぜて作る。
(3)かまぼこ、油揚げ、大根おろしを混ぜ、たれをかける。

(新聞「農民」2008.1.7付)
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2008年1月

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