農のこころ丸山美沙夫
雪早し抱かれて来る菜の一把(わ) 美沙夫 野沢菜の産地では、本格的に漬け込むのは十一月下旬から十二月初旬である。この時期は霜が降りたり、寒暖の差があって、菜のうま味が増す。野沢菜にかぎらず冬野菜の美味は、その収穫期の気象条件にもよる。初雪が早いと、雪の重みで茎が折れたりする。収穫作業も大変である。だが雪を被った味は格別うまい。
(新聞「農民」2007.12.17・24付)
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[2007年12月]
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