兵庫農民連・全県から15人参加税金相談員養成で学習会各地の記帳会での奮闘を期待
坪井税対部長を講師に兵庫農民連は十一月十日、農民連税金対策部長の坪井貞夫さんを講師に税金学習会を行いました。税金相談員の養成を目的に行ったもので、全県から十五人が参加しました。(写真〈写真はありません〉)坪井さんは、これまでの税金相談や税務調査の事例をあげながら、税務署の対応の特徴や農民連の税金申告の特徴を述べ、「自信をもって経費を主張することが大事」と強調。また減価償却のやり方が変わったことや、扶養家族を誰にしたらいいのかなど、税金申告の例題を使いながら、ていねいに説明しました。 その後、専従者控除や青色申告、収支内訳書など記帳上の間違いや、ほかの県連ではどのように記帳しているのかなど、活発な質疑応答が行われました。 兵庫県連では、税金相談員を中心に各地で税金記帳会を開き、組織拡大に結び付けていくことにしています。 (兵庫農民連 上野信行)
農民連に税金相談してほんとうによかった岩手・西根町農民組合の生活相談 組合員大喜び岩手県西根町農民組合は、いぜんから生活相談に取り組んでいますが、組合員から「困ったときは農民組合へ」が合言葉になって喜ばれています。先日、組合員のAさんが「税務署から呼び出しが来た。どうしたらいがんべ?」と事務局に相談がありました。Aさんは、親せきの人が亡くなって少しの所得がありました。それに所得税が発生しましたが、もらったお金は葬儀や借金の返済ですべてなくなりました。 Aさんは事務局員といっしょに税務署に行き、係官に事情と経過を説明したところ、「事情はよくわかった。この場合は欠損になるかもしれないなあ」と係官。Aさんは、「やるべきことをやり終えたら、気が楽になった。農民組合に相談して本当によかった」と話していました。
新庁舎の建設は税金のムダ遣い
また西根町農民組合では、八幡平市の新庁舎建設反対署名にも取り組んでいます。農民組合も参加している「住みよい八幡平市をつくる住民の会」では、新聞折り込みなどで「財政難の中で、まだ使えるのに新庁舎を建設すべきでない」「ムダ遣いはやめるべきだ」と訴えています。 |
[2007年12月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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