「農民」記事データベース20071119-805-13

地元の食材使った料理が大切

富山県食健連 食と健康のつどい開く

関連/米価暴落・消費税増税…役員会で当面の活動を討議


 国民の食糧と健康を守る運動富山県連絡会(富山県食健連)は十月二十一日、富山市で「食と健康のつどい〜子どもの健康と食事〜」を開催し、農民連はじめ民医連や生協などから約七十人が参加しました。(写真〈写真はありません〉

 つどいでは、家庭栄養研究会会長の増子弘美さんが講演。子どもまでが肥満でメタボリックシンドロームになってきた現状と、和風のひらがな料理や伝統食品、日本の食材を使ったご飯食の大切さを話しました。

 講演の後、産直野菜の即売や米の鮮度測定(農民連)、健康チェック(民医連)、缶ジュース等の糖度測定(CO―OPとやま)などのコーナーはどこも大にぎわい。そして、地元の食材を使った手づくり料理に舌鼓を打ちながら、食を話題に交流を深めました。

(富山県農民連 片山五三六)


米価暴落・消費税増税…
役員会で当面の活動を討議

西根町農民組合

 岩手県西根町農民組合は十月二十四日、役員会を開き、新聞「農民」十月二十二日付の「米価暴落」記事を読み合わせしながら、当面の活動について討議しました。

 組合長の吉岡勘次郎さんが「米価暴落の原因を明らかにして、農家の生活を守るためにがんばろう。それから、八幡平市の新庁舎建設反対や消費税増税反対の署名にも取り組もう」とあいさつ。参加者から「米価が下がったのは米を食べなくなったから、とテレビで言っていたが、本当の原因はほかのところにある」、「周りの人たちに本当のことを知らせなきゃ」という意見が出されました。また「農協の支所や店舗、ガソリンスタンドがなくなる。農協合併は何一ついい事はない」と、農協の問題も。

 また、農民組合も参加している「住みよい八幡平市をつくる住民の会」で進めている新庁舎建設反対の署名取り組みに、「これ以上のムダ遣いは許せない」と多くの市民に呼びかけようと話し合い、消費税増税反対の署名とともに、当面一人十筆以上を集めようと確認しました。

(岩手・西根町農民組合 鈴木實)

(新聞「農民」2007.11.19付)
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2007年11月

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