九条田んぼ米 収穫
関連/兵庫では60人いっせいに
「I〓(※)9」の文字大きく
空自百里基地西隣の田んぼ
新婦人・労組などみんなの力で
「憲法・農業・米を守ろう!」と、古代米の黒米(朝紫)を「I〓(※)(アイラブ)9」と作付けしたのが、五月十二日。それから六カ月後、新婦人や労働組合などみんなの力で収穫できました。(写真)
場所は、航空自衛隊百里基地の西側。百里反対同盟の一人で農民連の会員でもある梅沢優さんの田んぼです。離着陸を繰り返すジェット機の爆音がすさまじい百里基地では、イラクでの軍事作戦と直結する米軍との共同訓練も行われています。
「憲法・農業・米を守る」運動として、この田んぼから収穫された古代米を「九条田んぼ米」として販売します。ぜひ広げてください。
問い合わせは、茨城農民連・産直ネットワークいばらきTEL029(292)8732まで。
※〓は、「ハートマーク(塗りつぶし)」。
“稲刈りは初めてで楽しかった”
新婦人兵庫県本部と兵庫農民連は十月二十日、澄みきった秋晴れのもと、明石市江井ケ島にある「九条田んぼ」で稲刈りを行いました。
「九条田んぼ」は、今年も兵庫農民連産直センター副代表理事の中嶋勉さんの田んぼです。六月に田植えしたのは、黒米のアクネモチと西海観二四六号のピンク米。
中嶋さんから稲刈りで注意すべき点などの説明があったあと、参加者六十人がいっせいに田んぼの中に。前日の雨でぬかるむなか、「稲刈りは初めて」という子どもたちも足をとられながら、お母さんたちと一緒に稲刈りをしました(写真〈写真はありません〉)。その後、芋掘りもしました。昼食は、神戸明石農民組合会員の手づくり料理に舌鼓をうちました。
子どもと参加した二十八歳の新婦人会員は「稲刈りは初めてで楽しかった。すごく大きい芋が掘れて感心しました。子どもと家族が住みやすい世の中であってほしい」と語っていました。
(兵庫農民連 上野信行)
(新聞「農民」2007.11.12付)
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