各地の農村の息吹伝え、たたかう方向示す800号迎えた新聞「農民」白石会長が談話
今後も紙面充実、ぜひご購読を新聞「農民」が八百号を迎えました。この間、ご愛読いただき発行を支えてくださった農民連会員、そして読者の皆さんに心からお礼申し上げます。新聞「農民」は一九八六年五月に「農民運動全国懇ニュース」として創刊されましたが、以来、農業つぶしとたたかう農民連の機関紙として全国各地の農村の息吹を伝えるとともに、その時々の問題の告発やたたかいの方向を掲載してきました。 また、副題にあるように「食と農をまもる共同を」をテーマに、積極的に取り組んできました。農民連食品分析センターと連携し、農薬まみれの中国産冷凍ホウレンソウを輸入停止に追い込んだことは、記憶に新しいところです。 今、世界の食料はバイオ燃料ブームなどの影響で値上がりを続け、その影響は日本の食品にもおよんでいます。世界の食糧事情は、財力さえあれば食料を輸入できる状況ではなくなっています。こんな時だからこそ、食料自給率の向上と食糧主権の確立をめざし、食と農をテーマに掲げている新聞「農民」の真価が問われています。これからも紙面を充実させ、より多くのみなさんに新聞「農民」を読んでいただくよう努力する決意です。 これからも一層のご支援をお願いいたします。
(新聞「農民」2007.10.15付)
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[2007年10月]
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