鹿児島で税金学習会「手引き」使って活発な発言
鹿児島県農民連は九月五日、税金闘争学習会を開き、県連と五つの農民組合から九人が参加。県連事務局長の丸野武人さんが「農業収入が減少しているうえに、住民税など相次ぐ増税で農家の暮らしはいっそう苦しくなっている。来年の確定申告に向けて運動を大きく広げよう」とあいさつ。 その後、税対部長の宮地利雄さんを講師に農民連の「確定申告の手引き」を使いながら学習。参加者は、自主記帳・自主計算の方法について、実例をあげながらわかりやすく説明を受けたあと、実際に記入しながら学習を深めました。 税金申告を通じて七十人を超える組合員を持つ組織になった宮地さんの地元、東串良農民連のこれまでの歩みや活動について、質問が集中。宮地さんは「農民連の記帳ノートを活用して、経費を丹念に拾い上げることが節税の第一歩。“農民連に相談して還付金が戻ってきた”という口コミで評判が広がる」「私も税金相談は未熟だったが、記帳ノートがあるから心配いらない。みなさんも立派に相談員になれます」と答えました。 参加者は、年内に税金学習会を開き、大きな飛躍をつくり出そうと決意を固めあいました。 (鹿児島県連ニュースより)
盛岡産直センターが連絡会議開く岩手・盛岡産直センターは九月四日、八幡平市で「連絡会議」を開き十三人が参加しました。会議では、吉田幸博センター長が「問題点を出し合い、お客さんに喜ばれる産直センターにしましょう」とあいさつ。副センター長の工藤勉さんが前半期の実績や改善策などを報告、品質の安全確認会を増やすことや連絡網の確認と徹底などを話し合いました。 当面の課題は、配送用のトラック購入と滝沢地区の体制づくり。そして直売所の出店。「みんなで協力して成功させよう」と確認しました。 (岩手・盛岡産直センター 鈴木實)
【訂正】 九月十日付2面、「心待ちしていた麦代金の精算」の記事で、「10アール当たりわずか千百円」を「一俵(60キロ)当たり」に訂正します。
(新聞「農民」2007.9.24付)
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[2007年9月]
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