夏の学習交流会in岡山農民連青年部 8月31日〜9月1日
自然豊かな蒜山高原(真庭市)で農業青年の一大交流イベント「夏の学習交流会」が、八月三十一〜九月一日まで岡山県真庭市で開かれます。会場となる蒜山(ひるぜん)高原は、岡山市から北に車で約一時間の大山に連なる蒜山三山のふもと、国の天然記念物のオオサンショウウオが多数生息するなど、豊かな自然を生かした観光と、農業の盛んな地域。野菜のほか、酪農では濃厚なミルクを出すジャージー牛と呼ばれる種類の牛の飼育が盛んで、国内の実に二割がここで飼われています。
座談会・講演・演奏 新規就農青年の農場めぐり学習交流会の内容も盛りだくさん。全国各地で多様に取り組まれている生産者と消費者との交流の実践を発表し合いながら、食と農を守る運動と食糧主権への理解を深める青年座談会。東葛看護学校元校長の三上満さんの宮沢賢治や農業の持つ教育力のお話。蒜山のフォークシンガー原田義雄さんの演奏と交流など。さらに二日目の野菜、果樹、畜産、稲作などのコース別視察では、後継青年や新規就農した青年の農場をめぐります。 岡山で新規就農した大塚雅史さんは、「岡山県は新規就農者の支援に積極的で、真庭市にも大勢の新規就農者がいます。ぜひ全国から参加して、こうした青年と交流してほしい」と歓迎しています。
日程 8月31日(金)11時30分〜9月1日(土)午後2時まで
東学農民軍戦跡を訪ねる旅10月16日〜22日富士国際旅行社 参加者募集中富士国際旅行社は、今年も「中塚明先生と行く東学農民軍戦跡を訪ねる旅」を企画し、参加者を募っています。朝鮮の支配をめぐり日本と清国(中国)の間で起こった日清戦争。その時、朝鮮では広範な抗日闘争が起こりました。その主力となったのが名もない農民を中心とした東学農民軍。これは、その後のアジア各地で日本が直面する大衆的な抗日民族運動の最初のものです。韓国では、いぜん東学農民軍を逆賊扱いしてきましたが、八〇年代の民主化闘争の中で名誉を回復する特別法を制定しました。 今回の旅行では、韓国南部の珍島(チンド)や扶安(プアン)まで足を運び、東学農民軍がたたかった戦跡や歴史記念館などを訪ね、市民団体とも交流します。 案内役の中塚明さんは、奈良女子大学名誉教授で日清戦争をはじめ日朝近代史の第一人者。また、現地でも東学研究の第一人者、朴孟洙さん(円光大学教授)が説明してくれる予定です。
▼日程 10月16日〜22日の7日間(成田・関空同時発着)▼定員 25人▼費用 約20万円▼締め切り 9月28日▼問い合わせ 富士国際旅行社 電話03(3357)3377 (新聞「農民」2007.8.13付)
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[2007年8月]
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