農家の健康チェック血圧高いわぁ骨密度が低い健生会河合診療所と奈良農民連北和センター
生活習慣病のことも勉強「いやあ! 血圧が百八十もあったわ」「骨密度年齢よりだいぶ低いらしい。どうしよう!」――にぎやかな声が飛び交います。七月三日、奈良県田原本町の東八田集会所では、健生会河合診療所と奈良農民連北和センターが「農家の健康チェック勉強会」を開きました。健康をテーマにした勉強会は初めてでしたが、組合員をはじめ近隣の農家から二十人が参加(写真上〈写真はありません〉)。組合員以外の農家がこんなに多かったのははじめてのことで、高齢化が進む農村での健康への関心の高さがうかがわれます。河合診療所の職員が、血圧や骨密度、血糖値などを測定し、データをプリントしてその場で渡します。地域医療に熱心な医師の中島真知子さんが、スライドを使いながら「生活習慣病」の話をしました(写真下〈写真はありません〉)。ウエスト径が女性で九十センチ以上、男性で八十五センチ以上というメタボリック・シンドローム(内臓脂肪)の人は、さすがに毎日農作業をしているので該当する人が少なく、講師の中島さんもビックリ! しかし、糖尿病を患っている人や降圧剤を服用している人もいました。 北和センター会長の吉岡祥夫さんは「腰痛など、ほかのテーマでも取り組み、組合に参加していない農家にも呼びかけて農民連の活動になじんでもらえればいいなあ」と話しています。 (奈良県農民連 森口いち代)
(新聞「農民」2007.8.6付)
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[2007年8月]
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