農のこころ丸山美沙夫
良く出来し西瓜幾度も叩かるる 山岸一句男 俳誌『青枇杷(あおびわ)』から。西瓜の出来具合を知る方法として、叩いてみる音のひびき、感じ方が一般的によく知られている。しかし、生産者が収穫を見わける方法に、西瓜の付いた側に渦を巻いたような蔓(つる)が両脇にある。これが枯れた状態になった時が最適という。甘くておいしい西瓜を探る。「幾度も叩かるる」の面白さ。
(新聞「農民」2007.7.23付)
|
[2007年7月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2007, 農民運動全国連合会