「農民」記事データベース20070723-789-04

希望多い加工に取り組みたい

奈良県農民連女性部総会

関連/食糧と憲法守ろう


若い人も参加、活気ある集いに

 「楽しかったわ。こんな集まりなら、これからも参加したい」――奈良県農民連女性部は六月十四日、全国連女性部の久保田みき子部長を迎えて、第九回総会を開きました。

 今回は、農業を手伝う若い女性の参加もあって、活気ある集いになりました。久保田さんが、しょうゆづくりや産直交流会、一泊バスツアーややりたい事アンケートの実施など岩手での取り組みを紹介。その親しみやすいキャラクターと加工の話に、参加者はどんどん引き込まれました。

 奈良でも、多くの女性が加工に取り組みたいと思っていますが、つい「設備が…、技術が…」などへの思いが先行しがちで、久保田さんの「加工の概念を広げる」という発想には「ほんまや!」とガッテン。星がきらきらまたたく素泊まり農家民宿での交流や、柿酢づくり、布ぞうりづくりといった久保田さんの話を聞きながら、「そういや、わたしたちの周りにも生活実行名人がいっぱいいる。それをいかさなきゃ」という事でした。

 一人ひとりの要求を大切に、そして地道に取り組んでいる姿勢には、学ぶところがたくさんありました。奈良でも、人と人とがこんな形で出会える機会をたくさんつくって行きたい。

(奈良県農民連 中元悦子)


食糧と憲法守ろう

茨城県南筑波農産センター
田まわり兼ねて軽トラデモ

 茨城県南筑波農産センターは七月一日、田まわりを兼ねて、宣伝カーを先頭に「食糧と憲法を守ろう」と十台の軽トラでデモ行進を行い、のべ四十人ほどが参加しました。(写真〈写真はありません〉

 農村部を中心に軽トラが連なって走り、田んぼで農作業している人が手を止め、「何事か」と見入っていました。参加した大林博さんは「『おれたちは農業をこんなに頑張っているんだ』と宣伝できて良かった。この思いをみんなに感じてもらいたい」と話してくれました。

(茨城県南筑波農産センター 山口徹)

(新聞「農民」2007.7.23付)
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2007年7月

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