「農民」記事データベース20070709-787-09

読者からのお便り


みんな束になると大きな運動に

福島県 加藤 和子

 5月25日に農民連の皆さんと一緒に植えた「9条たんぼ」。どのくらい大きくなっていくのか楽しみです。

 次の日には、元農民連代表の小林節夫さんに来ていただいて、新婦人県本部として講演会を開きました。「一人ひとりでは小さいけれど、みんなで束になると大きな運動になる」とおっしゃった小林さんは、80歳とのこと。名刺には“農業”と印刷してありました。

 その1週後に、86歳の母が脚立から落ちて骨盤にヒビが入り、緊急入院しました。リンゴの摘果作業をしているときでした。あまり大きくない畑ですが、生きがいとして「畑に行くと安心する」と顔を真っ黒にしてがんばっていました。

 「ショック」が大きかったのか、熱が続きうわごとのようなことを言ったりしています。私ももっと手伝わなければ…元気になって一緒に畑に行こうね!

(福島市)


政府は“農家は死ね”というのか

福島県 仁井田ミヨ子

 私宅では専業農家でなんとか暮らしています。米と繁殖和牛で、牛の方は今はまあまあですが、米価の方は下がる一方で望みがもてません。お金のいることばかりで、ぼやきたいです。

 水稲には、1年間に2〜3日だけ使用の機械が、幾種類も倉庫に眠って出番を待ちつつ場所をとり、劣化してまた修理にお金が大変です。お米が安くなれば、それなりに、機械も肥料もスライドして安くなれば、納得できますが!

 それでも、できる限り「やるっきゃない」のです。政府は「農家は死ね」と言っているのですか。

(郡山市)


農民連の人たちに元気もらった

和歌山県 樫谷 和子

 6月23日に、県の母親大会がありました。「食と農」の分科会に参加しました。農民連の人たちの元気な姿に、とっても元気をもらいました。

 命を守り育てるため、日夜私たちの食べ物を作って下さるみなさんに感謝しながら、私たち消費者ももっと生産者の立場に立って行動しなくては!

(田辺市)


わらが手に入らなくって困った

京都府 益田 修次

 例年、畝にはマルチを張って草抑えをしているが、今年は一畝だけわらを敷いてみることにした。知人から頼まれているかぼちゃと主に自家消費用のキュウリ(地這い)を植える畝だ。

 ところが、わらがなかなか手に入らない。我が家は米を作っていないのでもちろんない。組合の中であたってみたが、コンバインで刈り取りをしてしまっているので、わらは自家用に残してあるものだけだという。近所でも、もっぱらしめ縄用に残してあるくらいなので、なかなか手に入らなくて困った。

 最終的には手に入ってホッとしたが、農村でもわらが手に入りにくくなってきてるんだなと思い知らされた顛末(てんまつ)だった。

(京都市)


毎号届くのがとても楽しみ

兵庫県 吉田 香織

 毎号読ませていただいています。いつも中身が濃く、農業のことはもちろん、農業と政治のことが本当にわかりやすく書いてあり、とても読みやすいです。毎号届くのがとても楽しみです。

 私は高校生ですが、いつもクイズを、お父さんとがんばって解いています。今日は“父の日”なので、いつもより二人仲良く解かせていただきました。

(多可町)

(新聞「農民」2007.7.9付)
ライン

2007年7月

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