経済財政諮問会議報告書など千葉農民連 JA千葉と懇談共同のたたかいをよびかけ
安倍内閣の経済財政諮問会議がまとめた「EPA・FTA促進」報告への批判が広がっています。千葉県農民連は六月六日、JA千葉中央会を訪れ、共同のたたかいを呼びかけました。(写真〈写真はありません〉) 「報告はまさに、食料自給率が一二%まで落ち込むと農水省が試算した完全自由化をやろうというもの。農協と共同して反対していきたい」と千葉県農民連の小倉毅事務局長。これに対してJA千葉中央会の参事は「基本的な考え方は、農民連と同じ。『骨太の方針』に報告の内容が盛り込まれるかもしれないと危ぐしている」と応じました。 小倉さんはさらに世界的な食糧主権確立の運動を紹介し、「国内では“自由化やむなし”の世論が強く見えるが、世界の流れはそうではない」と指摘。同JAの部長は「報告は、新自由主義の立場から農協を否定する記述もある」と批判しました。 また、農協が参院選に向けて“ぐるみ選挙”を行っていることや品目横断対策、生産調整、農協合併の問題についても率直に意見交換しました。
(新聞「農民」2007.6.18付)
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[2007年6月]
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