無添加ハムや天然酵母パンなど
安全・安心な農産物をアピール
「医・食・住の安全」がテーマ
みなと健康まつり盛大に
東京・港区
農民連が初参加
ふるさとネットワーク・分析センター
東京タワーを臨む東京都港区の芝公園で五月二十七日、第十九回みなと健康まつりが「医・食・住の安全」をテーマに開かれました。主催は、地元の芝病院を中心とするまつり実行委員会。
全日本民主医療機関連合会、新日本婦人の会、東京土建、民主商工会などの各団体が出店。主催者の要請に応えて初参加の農民連は産直コーナーを設け、ふるさとネットワークと食品分析センターが出店。農家手作り、国産の食の安全性を訴えました。(写真〈写真はありません〉)
ふるさとちばネットワークは、房州白浜の干物、落花生などを出品。神奈川農畜産物供給センターは完全無添加のハム・ソーセージ、天然酵母のパンを販売し、安全・安心な農産物をアピールしました。
分析センターは、古米ゾロゾロの安売り米、植物油にまみれたコンビニおにぎりの秘密を実験。濃縮還元ジュース精製を実演し、農民連の天然果汁百%、搾りたて青島みかんジュースのよさを訴えました。
分析センターの実験を子どもと見ていた港区の渡辺裕子さんは「市販ジュースの『濃縮還元』という表示がずっと気になっていました。酸味料も入っていて驚きです。日ごろ気をつけていますが、やっぱり天然果汁のミカンジュースが一番ですね」と話していました。
参加者は、模擬店のほか歌や落語を楽しみました。
(新聞「農民」2007.6.11付)
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