「農民」記事データベース20070604-782-06

消費税を基礎からしっかりと

茨城農民連税対部が学習会

関連/来年の申告に向け準備 今から「税金ノート」渡そう


 茨城農民連では、「春の大運動」のまとめの話し合いのなかで、各単組から、県連税対部の強化や学習会が必要ではないかなど、共通した要望が出されていました。

 そこで五月十六日に、特に要望の強かった消費税の学習会を開き、六つあるすべての単組から十一人が参加しました。

 「あらためて基礎からしっかり学びたい」という声に応えようと、全国農業会議所発行の「農業者のための消費税の届出から申告まで」(編集・笠原瑞弘)をテキストにしました。参加者からは「内容が充実していて少し疲れたけど、勉強になった。やってよかった」などの感想が出されました。

 8月には連続の税金学習会開催

 学習会に先立って開いた県連税対部の会議では、六月十四日に国保税の学習会、八月には連続して税金学習会の開催を決めました。基礎編では、(1)農民運動にとっての税金対策、(2)不公平税制の実態と根源、(4)申告納税制度と納税者の権利、(3)税対部員の心得などを学んだ後、実務編を開催する計画です。
(茨城農民連 村田深)


来年の申告に向け準備
今から「税金ノート」渡そう

岩手・宮守農民組合

 宮守農民組合は、四月になってから、県連に税金ノートを新たに六冊注文しました。役員の及川昇一さんは「来年の申告に向けて、つながりのある人にノートを渡しています。いきなり申告の時期になって始めてもたいへんなので、今から渡しておいて申告の時には(農民連に)入ってもらう予定」と話しています。

 税務署からはがきが来たら…
 岩手県連がよびかけ

 岩手県連は、組合員に次にような呼びかけをしています。

 事業所得、不動産所得、山林所得の確定申告を提出した場合、税務署から「収支内訳書の提出について」というはがきが来ることがあります。しかし、特にこちらからすすんで収支内訳書を提出する必要はありません。「担当者までお問い合わせください」とも書かれていますが、わざわざ問い合わせなくてもかまいません。

 また、「おたずね」と称して、「申告の金額が違っている」「記入もれがある」などの文書が届いた場合には、修正申告が必要になる場合があります。その際は、県連にご一報ください。

 役員の方は、組合員に「はがきは来たか」「還付金は入ったか」と声をかけ、修正申告が必要な組合員には同行しましょう。

(岩手県連FAXニュースから)

(新聞「農民」2007.6.4付)
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2007年6月

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