食農研センターが記念講演会自民農政は“財界主導型”田代洋一横浜国大教授が厳しく批判
食と農を結ぶ実践活動のセンターとして、〇三年にスタートした「フェアビンデン・食と農の談話室」(石井正江代表)がこのたび、研究部門、実践部門、フェアトレード部門の三部門をもつNPO法人になりました。研究部門である「食と農を結ぶ研究センター」(食農研センター、滝澤昭義理事長)のNPO認可を記念して、四月二十八日、東京・新宿農協会館で講演会を開催。約五十人が参加しました。 講師の田代洋一・横浜国立大学教授は、小泉・安倍内閣の農政について「財界が旗を振る“農政ビッグバン”と呼ぶべきもの」と指摘。「経済財政諮問会議など、国の進路を決める会議に仲間を集め、農業を犠牲にして、日豪、日米のEPAをはじめ、自由貿易のさらなる推進をねらっている」と厳しく批判しました。 そのうえで田代氏は、生産者と消費者が手を結んで、学校給食への地場産農産物の供給など、地産地消のとりくみを発展させることの意義を強調。「子どもたちの舌で地域農業・日本農業を守ろう」と訴えました。 食農研センターは今後、こうした講演会をはじめ、スローフード運動を学ぶ海外ツアーなども行っていくとしています。
ありがとうございました食品分析センター募金者氏名(敬称略)4月2日〜27日茨城=いばらき県南阿見産直センター、河野恭子、常陸野農民センター、増田恵美子、埼玉=粋よう会、岡本弘子、森田康子、石川文恵、竹村シゲ子、籏智早苗、山口信枝、増田美和子、高橋直子、千葉=橋本玲子、東京=新婦人中野弥生班、後藤ひろみ、若米会、新婦人徳丸班、石黒昌孝、山口ともね、粋よう会、神奈川=神奈川農畜産物供給センター、山梨=石川昇、岐阜=横山寛、静岡=伊豆農民組合、静岡県農民連伊豆米部会、奈良=太田善一、和歌山=山越淑江、岡山=和泉伸子、倉敷医療生協高梁支部、山本康子、香川=香川農民連、愛媛=たらの会、宮崎=宮崎農民連
(新聞「農民」2007.5.28付)
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[2007年5月]
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