“貿易自由化”は、食と農業を破壊する
FTA・EPA・WTOから食糧主権へ
食健連の国際フォーラム
5月19日・東京
パネリスト
白石淳一農民連会長ら内外から4氏
国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は五月十九日(土)に東京都内で国際フォーラム「“貿易自由化”は、食と農業を破壊する―FTA/EPA・WTOから食糧主権へ―」を開きます。
パネリストは、韓国女性農民連合(KWPA)委員長のユン・グンスンさん、フィリピン農村・農民自主組織全国連合会(UNORKA)副代表のエヴァンジェリン・メンドーザさん、全大阪消費者団体連絡会事務局長の飯田秀男さん、農民連会長の白石淳一さんの四人です。
食健連、農民連は二月に西アフリカのマリ共和国で開かれた「食糧主権国際フォーラム(ニエレニ2007)」に代表を派遣し、食糧主権確立に向けて八十カ国以上の仲間たちと交流しました。その成果の報告を兼ねた今回のフォーラムは、いま急速に進む自由貿易交渉の問題点を、アジアの仲間たちとともに話し合い、運動の方向を議論し合います。
さらに米韓FTA(自由貿易協定)の影響と、それに反対する韓国農民のたたかい、日本フィリピンEPA(経済連携協定)の問題点の報告をはじめ、北海道農民連のオーストラリア現地視察の成果を踏まえた討論を予定しています。
(新聞「農民」2007.4.30付)
|