農のこころ丸山美沙夫
蒔きし種妻が消しゆく平らかな 北見 弟花 俳誌『樹氷』から。俳句では、「種蒔く」は籾の種を蒔くことをいう。近年はほとんどが田植機によるため育苗箱の中に蒔かれるように変っている。とにかく籾の上に平均に土を被せて苗を揃えることに変りはない。よく見て手直しをしたり、平に土をかける、作業の大事な役目を妻が果す。まさに夫婦の息の合うところ。
(新聞「農民」2007.4.23付)
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[2007年4月]
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