農のこころ丸山美沙夫
老化なく老華でいたし種浸す 眞部かつよ 俳誌『ほづみ』から。いま日本の農業を支えている大半は、高齢者といわれる人たちである。年をとるにつれ生理機能がおとろえるのはやむを得ない。しかし、その老化を防ぐ方法はたしかにある。この句の「老華でいたし」もその一つ。農に生きる前向きこそ必要である。種を浸すその元気な姿、いよいよ本番である。
(新聞「農民」2007.4.16付)
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[2007年4月]
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