今年もGM(遺伝子組み換え)ナタネ調査
農民連食品分析センター
参加者を募集
農民連食品分析センターが二〇〇五年から二年続けて実施してきた「遺伝子組み換えナタネ自生調査」を今年も実施します。一般の方の参加者も募集します。
分析センターが昨年、一般にも呼びかけて実施した調査では、全国七地点で四十検体から遺伝子組み換え(GM)を検出。GMナタネの自生が各地に広がり、汚染の進んでいる実態が明らかになりました。
分析センターが集計した調査結果は、他の市民団体の調査結果と相まって、政府や企業に調査や対策を働きかける大きな力になっています。
世界のGMナタネの作付面積は〇六年に四百八十万ヘクタールに広がり、三年間で百二十万ヘクタール増えたことになります。また中国産の米から安全性未審査のGMが検出されるなど、GM汚染が食の安全を脅かしています。
GMナタネが日本の在来種や十字科植物などと交雑するとGM汚染で大変なことになります。日本古来の菜の花畑と食の安全を守るために、身の回りや港周辺、道路沿いに生えているナタネを調査してみませんか?
検査代金は昨年より安くなり、検査キット(一回分)千円(送料込み)です。
郵便、電話・ファクス、メールでお願いします。郵便振替による振り込みを確認後、折り返し簡易検査キット、検査マニュアルなどを送ります。
郵便振替口座は次の通りです。
「農民運動全国連合会分析センター」00160―6―773542
〒173―0025、東京都板橋区熊野町47の11 農民連食品分析センター「GMナタネ調査隊」
電話・ファクス03(3959)5660
Eメール natane@earlybirds.ddo.jp
農民連食品分析センターのホームページ http://earlybirds.ddo.jp/bunseki/
(新聞「農民」2007.2.26付)
|