農のこころ丸山美沙夫
如月の爺が出番の鎌を砥ぐ 美沙夫 如月(きさらぎ)は、旧暦二月の異称である。新暦では三月にあたる。寒いので着物を更に重ねて着たりする「衣更着」が語源だという説もある。この頃は、まだ農作業も忙しい時期ではないのだが、働き手の爺ちゃんはじっとしておれない。納屋から鎌や鉈などを持ち出して砥ぎはじめた。いよいよ出番の時である。
(新聞「農民」2007.2.19付)
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[2007年2月]
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