各地の多彩な活動 イキイキ発言ものづくりに誇りいっぱい農民連女性部第18回総会「たいへんな農業情勢のなかでも、前向きにがんばっている全国の仲間の発言に元気づけられた。次回はもっと仲間を誘って参加したい」―農民連女性部の第十八回総会が二月三、四の両日、東京都内で開かれ、全国から約百人が参加。小学生の発言も飛び出すなど、笑いあり涙ありの総会でした。「柳沢厚労大臣の発言に抗議し、撤回と辞任を求める決議」をあげ、新たな部長に久保田みき子さん(岩手)を選出しました。
柳澤大臣発言に抗議、辞任求める決議私らの直売所が一番いいと評判静岡の野田久美子さんが「女性はよくしゃべる。みんな、よく勉強している」と言うように、討論では、高校生を受け入れた農業体験や戦争体験の聞き取りなど、各地の多彩な活動が生き生きと報告されました。農村女性が中心になって創意あるものづくりが広がっています。「これからのリンゴづくりは消費者に安全・安心でおいしく食べてもらう工夫も考えていかなければ。学びの場に参加できた」と、青森の小笠原柳子さん。千葉の小林佳子さんは「野菜づくりをしてうれしいことは『おいしかったよ』と言ってくれること。誰もが喜んでくれる野菜を作り続けることが、わが家の一生の仕事」と、ものづくりへの誇りを語っていました。 直売所を運営している群馬の中村美智子さんは「まわりにも直売所があるけど、私らのところが一番感じがいいと評判」と話すと、喚声が上がりました。 税金の取り組みでは、青森の新田文代さんが「お母ちゃん中心の集まりは元気があっていい。夫婦で税金の申告をすれば、もっといい」と、この間の経験を報告しました。
笑いあり涙もあり喚声のウズ
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[2007年2月]
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