衆院強行採決に激しく抗議力を総結集し必ず廃案に教育基本法改悪案
国会周辺で連日行動展開教育基本法改悪法案の衆院採択が自民、公明両党によって強行され、改悪法廃案に向けたたたかいの舞台は参院に移りました。衆院強行採決に満身の怒りを込めて、農民連も参加する国民大運動実行委員会は連日、国会周辺で、「教育基本法の改悪は絶対に許さない」と抗議行動を繰り広げています。十一月十七日には、東京・日比谷野外音楽堂で中央決起集会を開き、昼の集会には三千五百人、夜の集会には五千人余が参加しました。 昼の集会では、坂内三夫・全労連議長が「力を総結集して廃案に追い込もう」と主催者あいさつ。無党派の人たちで作る「許すな! 憲法改悪・市民連絡会」の高田健さんが「国会外でも政治信条の違いを超えて、憲法・教育基本法改悪反対の共同をより強め、反撃しよう」と力強く呼びかけました。 各地からの決意表明の後、「この間積み上げてきたたたかいを確信に、教育基本法改悪法案などの悪法廃案めざし全力でたたかいを進める」との集会アピールを採択。集会参加者は国会に向けて、請願デモを行い、国会前の座り込み行動では、国会を大きく包囲しました。
怒りの5000人“人間の鎖”改悪案が衆院本会議で強行採択された夜には、暴挙に対する怒りの火をキャンドルにともして国会を取り囲む「ヒューマン・チェーン」が行われ、五千人が参加しました(写真上〈写真はありません〉)。その前日、委員会採択の夜には、議員面会所で開かれた抗議集会に多数の市民がつめかけました(写真下〈写真はありません〉)。「やらせ」問題を国会で厳しく追及した日本共産党の石井いく子議員は「強行採決は世論を恐れての採決にほかならない」と指摘。「怒りを力に変えて参院で廃案をかちとろう」と決意を固め合いました。
(新聞「農民」2006.11.27付)
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[2006年11月]
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