「農民」記事データベース20061120-757-09

第39回 赤旗まつり

いいねえ 自然の味

 第三十九回赤旗まつりが十一月三日から五日まで、東京都江東区の夢の島公園で開かれ、農民連と農民連ふるさとネットワークは二十二府県から、会場内の「ふるさと産直通り」に出店しました。野菜や果物、農産物加工品など各地の実りの秋が並び、生産者と消費者が交流しながら、ふるさとの味を堪能しました。


農民連とふるさとネットワーク

ふるさと産直通り

 新聞「農民」の購読申し込みも

 群馬のきのこ汁を食べていた千葉県東金市の斉藤範吉さんは「自然の味がいいね。何杯でも食べられる。農家の顔が見える食事は大事だね」と満足そうでした。「WTOから食糧主権へ」「新聞『農民』」展示コーナーでは、立ち止まって熱心に見入る人の姿もみられ、「農民」の購読申し込みもありました。

食品分析センター・コーナー

検査・実験に黒山の人だかり

 分析センター募金が27万円余り

 米の鮮度検査、人工オレンジジュースを作る実験など、黒山の人だかりができた食品分析センターのコーナー。子ども連れで見学した神奈川県藤沢市の上村涼子さんは「ミカンやリンゴのジュースには、糖分がいっぱい。子どもに飲ませるときは気をつけなければと思いました。いい体験でした」と振り返っていました。三日間を通じて二十七万円の分析センター募金が寄せられました。

 稲わら細工コーナーで、大阪農民連の佐保庚生さんの手ほどきのもと、二時間半かけて、わら草履を編み上げた東京都大田区の菅野静枝さんは「実際にやってみると本当に大変。昔のお百姓さんは、昼間の農作業を終えてから、わらをリサイクルして自分で作っていたんですね。苦労がよくわかりました」と感心していました。

 群馬県富士見村のハーモニカ教室のみなさんによる重奏、百姓バンド「ヒューマン・ファーマーズ」の演奏と歌声、埼玉の三味線と尺八による民謡などに聴衆は酔いしれ、一緒に歌い、楽しみました。

(新聞「農民」2006.11.20付)
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2006年11月

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