自給率向上で奮闘を 家族農業の重視を群馬県農業委員大会で 農民連会員が補強発言
全県の農業委員が集まる群馬県農業委員大会が十月十八日、伊勢崎市で開催されました。 この大会に先立って、群馬農民連は農業委員会議を開き、「大会議案」を検討。「農業委員会は地域農業の真の守り手に」という立場で、補強意見を述べることを意思統一して臨みました。 沼田市の吉野浩造さんは、議案が「自給率向上」に触れていないことを指摘し、農業委員会こそ奮闘すべきではないか、と発言。また桐生市の根岸敏夫さんも、農家を選別する品目横断対策の推進に重点を置くのではなく、家族農業を大事にし地域集落を守る道を進むべきだ、と訴えました。これに対して農業委員大会の副会長は、「当初、品目横断対策がこれほど差別的だとは思わなかった。ご意見は上方に伝える」などと回答しました。 県農民連は会場の外で、“農家経営を守るために一緒にがんばりましょう”とマイクで呼びかけながら、約一千枚のビラを配布。「よく読んでるよ」「毎年ごくろうさま」などと声がかけられました。 (群馬農民連 目黒奈美子)
野菜コーナーを広くにぎやかに岩手 盛岡産直センター八幡平・岩手町班盛岡産直センターの八幡平・岩手町班は十月十四日、班会を開催。稲刈りで忙しいなか、八人が参加し、マックスバリュー西根店の青果担当者もかけつけました。産直センターの今松利雄理事と工藤勉副センター長が、マックスバリューへの出荷状況と今後の見通しについて、それぞれ報告しました。 参加者からは、「最後のピーマンを目玉として出したい」「寒じめホウレンソウとアスパラガスを計画的に出荷したい」などの意見が出され、同店の担当者は「産直野菜は人気があるのでスペースを広げたい」と答えました。 秋野菜のキャベツ、ハクサイをはじめ、ニンジン、ゴボウ、ナガイモなどの根菜で、産直野菜コーナーをにぎやかにしていこうと話し合いました。 (岩手県農民連 鈴木實)
(新聞「農民」2006.11.20付)
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[2006年11月]
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