期待通りの出来栄え「9条」くっきり大満足愛知・新城農民連
私たち、愛知・新城農民連の「9条田んぼ」が彼岸花に赤く縁取られ、黒地に黄色の「9」の文字をくっきりと浮かび上がらせています(写真)。黒地は黒モミのもち米、黄色はうるち米の「ヒノヒカリ」。期待通りの出来栄えに大満足です。 全国各地で行われている「9条田んぼ」の取り組みに触発されて、六月、愛知新婦人の会員さんら総勢百十人を迎えて田植えを行いました。育てた稲は、農薬も化学肥料も一切使っていない、安心で安全なおいしいお米です。 そして十一月四日は、待ちに待った稲刈り。今回も愛知新婦人の会員さん約四十人を迎え、鎌と稲刈機を操り、たわわに実った黒い穂の稲を次々刈り、ハザに掛けていきました。稲刈りと同時に既にハザ干しをしていたヒノヒカリを脱穀機で脱穀。さらにサツマイモ掘りに柿狩りと、中山間地の秋を満喫しました。 憲法九条も、お米も、私たちの命と生活を守る大切なものです。この先もずっと守り続けていきたいと思っています。 (愛知・新城農民連 野澤優)
“9条守ろう”思い込め手刈り富士見村の田んぼ群馬農民連 群馬農民連は秋晴れの十月二十二日、富士見村で「9条田んぼ」の稲刈りを行いました。 七月一日に「平和を守ろう」の気持ちを込めて植えた「9条まもろう!」の稲文字は、雑草にも負けずにしっかりと実り、黄金の穂を垂れました。暑いほどの日差しの中、参加した十人は二時間ほどかけて稲を手刈りし、「ハサ」にかけました。(写真) 田植えにも参加し稲刈りを楽しみにしていた小学二年生の島村美香ちゃんは、鎌の使い方を教わって慎重に刈り取り、イナゴもつかまえて満足そうでした。 作業の後は、女性部の心づくしの赤飯や豚汁を囲んで労をねぎらいながら、憲法九条を守る世論を大きくしていこうと意志を固めあいました。 (群馬農民連 目黒奈美子)
(新聞「農民」2006.11.13付)
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[2006年11月]
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