農のこころ丸山美沙夫
稲は穂におのれの重さ輝かす 雨宮 抱星 俳誌『草林』から。稲の穂が出揃い、日一日と稔の秋を迎えてゆく。ずっしりと穂首を垂れ、色づいた景の美しさは、日本の農業と農村を代表する現風景とも言えようか。減反、低米価のもとで、安心してコメ作りができなくなっている。この句「おのれの重さ輝かす」に、励まされる力づよさ、感動が伝わってくる。
(新聞「農民」2006.9.11付)
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[2006年9月]
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