新潟・栄町大豆畑トラスト
えだまめ祭り
もぎたて枝豆の味に大満足
消費者から熱いエール
新潟県の栄町大豆畑トラストは八月六日に「えだまめ祭り」を開催しました。今年は梅雨が長引いたうえ、北陸地方に何度か集中豪雨もあり、水害や湿害が心配されていましたが、枝豆として十分実りました。
当日は快晴! 朝からぐんぐんと気温が上がって午前九時にはもう三〇度。十分間も畑の中にいると熱中症になりそう。それでも一時間半、参加者十七人はそれぞれ手分けして、「こいだ」枝豆をテントの中でもぎ、それを近くの公民館まで持ち帰ってゆでる―という作業をこなしました。
その後は、農家の手作りおにぎりと漬け物、みそ汁、そして枝豆で昼食。もぎたての枝豆はもちろん、温かい手作りの食事にみんな大満足。毎年参加している会員は「今年も参加できたことがうれしい」と。小規模農家の存亡が危ぶまれる農業情勢のなか、消費者と信頼関係のある農業をめざしたいという農家の意気込みに、参加者全員で熱いエールを送りました。大豆の収穫まではまだまだ遠い道のりですが、今年は豊作でありますように!
(栄町大豆畑トラスト 味岡久美子)
(新聞「農民」2006.9.4付)
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