「農民」記事データベース20060904-746-04

会員・新聞「農民」の拡大に奮闘しよう

鹿児島 南さつま農民組合が総会


 鹿児島・南さつま農民組合は八月八日、総会を開き、下屋一美会長はあいさつで、「食と農を通じて、千人と結びつく農民組合にしよう」と呼びかけました。これに応えて、会員や新聞「農民」の拡大で努力しようと申し合わせました。

 農民組合が運営する直売所「薩摩路」は、四年目を迎えます。「九条守ろう」と「米守れ」のノボリが目印になり、「素晴らしいことをされていますね」と励ましてくれる人もいます。「切り花を置くようになったら評判が広がり、売り上げが倍になった」「熱心に作って出してくれる生産者を大事にしないといけない。最近は『ここに寄らないとすまない気がする』といってくれるお客さんも」などの発言が相次ぎました。

 JA南さつまを訪れ、共同を要請

 また九日には、枕崎市にあるJA南さつまの中島彪(たけし)代表理事組合長と懇談しました。そのなかで中島組合長は、政府が進める「農政改革」について、「みんなが農家のための農協を育ててきた。困難な局面を切り開かないといけない」と話し、主産品のカライモを作る農家の集落営農づくりを具体化したいと話しました。

 農民組合からは、「自給率を向上させるために努力してほしい」「学校給食に地産地消を生かすために、農協が率先してがんばってほしい」などと要望。また、「同じ農のつく組織として共通する課題で力を合わせていきたい。そのためにも新聞『農民』を読んでほしい」と訴え、購読してもらうことになりました。

(新聞「農民」2006.9.4付)
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2006年9月

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