ふるさとネットワクワクだより
【大阪】みずみずしい“旬の味”
泉州水ナスの浅漬け
大阪泉州特産の水ナスが最盛期を迎え、ハウスの中では水ナスの花が咲き誇っています。
江戸時代初期から泉州地域の風土や食習慣に深く根ざしてきた水ナスはその名のとおり水分が多く、甘みがあり、果皮・果肉がやわらかく、生食できます。とりわけ、軽く塩もみしてヌカ床につけると翌朝にはみずみずしい紫色に仕上がり、その風味は抜群です。
数日間の賞味期間をもつ水ナス浅漬けは夏の贈答品として人気が高く、全国ブランドとして急浮上しています。消費の拡大にともない生産量も増え、関西空港のある泉佐野市をはじめ南泉州五市二町の作付面積は三十八ヘクタールに及び、販売数量も二千八百トンを超え、生産者も活気づいています。
農民組合阪南支部協議会は十六年前から、この“旬の味”を全国に普及しようと、北由食品(株)と提携してヌカ床付き水ナス浅漬けBOXの産直運動にとりくみ、今年も大忙しの毎日です。
▼10個入り4100円、7個入り3400円、7個入り(ポリ袋包み)3700円、5個入り(同)3200円、いずれも送料込み ▼10月10日まで
注文・問い合わせ先=農民組合阪南支部協議会Tel0724(61)2501Fax(61)2551
(新聞「農民」2006.6.26付)
|