さらに勢いある運動を
9条の会 初の全国交流集会
休むことなく発展してきた
地域・職場・分野別の「会」5174
9条田んぼ・9条苗リレーキャラバン
農民連の運動に感嘆の声
「九条の会」が発足して二周年を迎えた六月十日、東京・新宿の日本青年館で初の全国交流集会が開かれました。(写真上〈写真はありません〉)
全国の地域・職場・分野別の「九条の会」から約千五百人が参加して、全体会と十一の分散会で交流。「元気をもらった」「地元に帰ってみんなにこの集会の様子をさっそく伝えたい」「過半数署名に向けてがんばりたい」などの声が、会場にあふれました。
二年間を振り返って、「この運動は日々、休むことなく発展してきた。こんな運動はいままでなかった」と、事務局長の小森陽一さん。地域・職場・分野別の「九条の会」が、全国で五千百七十四に達したと発表しました。
全体会では、九人の呼びかけ人のうち、三木睦子さん、鶴見俊輔さん、澤地久枝さん、加藤周一さん、小田実さん、大江健三郎さんがあいさつ。「『九条の会』は上り坂。勢いのある運動が勝利します。押していけば改憲勢力に勝つことができます」と、参加者を激励しました。また阿賀野の会(新潟)、小金原の会(千葉)、沖縄大学人の会、府立高校の会(大阪)、横須賀の会(神奈川)が報告。「私たちの取り組みはまだささやかなもの。全国の経験に学びたい。一緒にがんばりましょう」と呼びかけました。
分散会では、それぞれの「会」の取り組みを交流。第五分散会では、農民連参与の山本博史さんが、農民連が全国で取り組んでいる「九条田んぼ」や「九条苗リレーキャラバン」のようすを写真を使って報告(写真下〈写真はありません〉)。会場から「オー!」という驚きの声があがっていました。
(新聞「農民」2006.6.26付)
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