牛の着ぐるみ姿に盛んな声援訪米の手土産にするな全国食健連が国会請願デモ
「輸入再開を訪米の手土産にするな!」――全国食健連(国民の食糧と健康を守る全国連絡会)は六月十四日、国会に向けてデモ行進(写真〈写真はありません〉)。牛の着ぐるみや牛模様のエプロン姿が、官庁街や国会周辺を行き交う人たちの注目を集め、盛んな声援が返ってきました。 デモ行進前の集会で、全国食健連の坂口正明事務局長は、「香港や台湾でも背柱が混入した牛肉が見つかっている。いったん輸入を再開した韓国で停止した。小泉首相が訪米の手土産に輸入再開することは認められない」と訴えました。新婦人の高田公子会長も、「新婦人が実施したスーパーへのアンケートで、ほとんどの店長が“安全が確認されないアメリカ産牛肉は店頭に置かない”と答えている。国民は輸入再開を望んではいない。“再開を許すな”の声を大きくしていきましょう」と呼びかけました。 国会では、日本共産党の国会議員が多数出迎え、「アメリカ産牛肉の輸入再々開はするな!」と、唱和をくり返しました。
〈新婦人の全国いっせい調査〉輸入再開の場合…スーパーは“すぐ取り扱う”わずか 1.6%
新日本婦人の会は十三日、「全国いっせいスーパーマーケット調べ」の結果を発表。「政府はアメリカ産牛肉の輸入再開に動こうとしていますが、輸入再開された場合は取り扱いますか」との設問に対し、「すぐにでも取り扱う」と答えたのはわずか一・六%でした。 |
[2006年6月]
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