地元産の小麦を使ってまんじゅう・うどん作りに挑戦埼玉・大利根女性部
地域で取り組み 今後が楽しみ埼玉農民連の大利根女性部は五月三十日、町の多目的センターで班会を開き、まんじゅうとうどん作りに挑戦しました。これは、全国連の方針である「もう一つの流れ、地産地消で大いにものづくりと加工を」の呼びかけに応えたもの。全国四位の生産量がある埼玉の小麦で加工品を作り、みんなが集まるきっかけになればと、部長の山本マサ子さんの発案でとりくむことに。講師は、県連女性部長の中島仲子さんにお願いしました。 まんじゅうの皮作りでは「えっ、砂糖を入れるの?」「やわらかくて手にくっつくわ」とおしゃべりが弾みます。手際よくあんこを包んで形を整え、蒸し器の中へ。 蒸しあがったまんじゅうは、彩りよく、形もよく、食べながら「皮がやわらかくておいしい」「昔、食べた味」と、みんな大喜び。うどんは以前作ったこともあってさっさとでき上がり、しょう油の汁と埼玉独特の冷汁でいただきました。 冷汁は、ゴマをふんだんに使い、すりこぎ棒ですり、青ジソ、キュウリ、ネギ、みそを入れ、だし汁で薄めたヘルシーな汁です。食後は、レイラの美容部員による美容講習会も開きました。 埼玉農民連女性部はこれまで県連一本の活動が中心でした。地域で集まりをもたなければ一人ひとりの要求をつかめないし、活動の広がりがもてないと役員会で話題になりますが、なかなかできませんでした。今回、県連女性部の呼びかけに応えて班会を開いてくれた大利根の女性部の今後がとても楽しみです。 (埼玉農民連女性部 棚橋順子)
(新聞「農民」2006.6.19付)
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[2006年6月]
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