ジャワ島中部地震食料を、衣服を、ミルクを救済活動続けるインドネシアの農民組合“義援金さらに”と訴え
大地震がジャワ中部を襲った翌日の五月二十八日、インドネシア農民組合連合(FSPI)は、被災地、ジョクジャカルタに救援センターを三カ所設置し、食料や医薬品、仮設テントなど、被災者の救済活動に取り組んでいます。 二十万棟以上の家屋が倒壊し、五千人以上の住民が犠牲になった今回の大震災。被災者は、いまにも崩れそうな建物で不安な日々を過ごしています。特に飲料水と食料が不足し、被災者は飢えに苦しんでいます。 FSPIは、三十一日の時点で米千キログラム、ミルク四十箱、野菜千二百キログラムなどを被災者に配り、仮設テントも四十二基設営しました。 「今後二、三カ月にわたって食料、衣服、毛布、幼児用ミルクなどの救援物資が必要になるだろう」と現地で活動するジャワ中部農民組合(SPジャテン)のロイスさん。「交通網が遮断され、物資の運搬がうまくいかない。現在、救援センター周辺にとどまっている活動範囲を早急に広げなくては」と事態の深刻さを訴えています。 義援金の送り先は、郵便総合口座一〇〇三〇―六一六七一七一一「農民連災害対策本部」まで。
(新聞「農民」2006.6.19付)
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[2006年6月]
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